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【中国】 珠江デルタ地帯の台湾企業、受注状況が好転へ
2009-03-11 19:24:48
中国広東省 、 珠江デルタ地帯はパソコン ・ 電気製品 ・ 靴 ・ 鞄などを製造する工場が密集し 、 世界有数の製造業集積地として知られている。同地区には海外からの中小企業の進出も盛んだ。昨年以降、珠江デルタ地帯は世界的な不況の影響を真っ先に受け、上半期の倒産件数は6万7000社以上に上った。(中国国家発展改革委員会中小企業司発表)


  昨年末、業界では中国の春節以降が中小企業にとってもっとも厳しい時期になる、との予測で一致していたが、現状はどうだろうか?

珠江デルタ地区に進出している台湾企業を例に取ると、春節前に稼働停止していた多くの企業が既に再稼働を始めている。受注量は昨年と比べるべくも無いが、それでも稼働率は6~7割に達している企業が多く、「春節前と比較して僅かではあるが良くなってきている」との声が聞こえる。但し、小規模な労働集約型企業が受けた影響は甚大で、現在でも生産停止を続けている企業も多く見られる。

程豊原会長が経営するカーテン工場を例に取ると、同社の受注量は昨年10月を境に急激な下落を見せた。しかし、今年3月に入ってから受注は急増している。同氏は、「国際大手は昨年末に大幅な在庫削減を行ったが、年初からは在庫補充に向けて発注量を徐々に拡大している。当社では臨時的に200名の人員を増加し受注増に対応しており、生産見通しも7月まで立っている」と表明、PCやパネル産業などと同様に、春節以降の受注増が顕著となっている。

但し、同氏は、「今年の情勢については第2四半期の状況を見極める必要がある。現状、受注が増えているからといって、それが景気回復によるものだとは言えず、今後も景気が悪化しないと断言することは出来ない」と慎重な見方を示した。

また、東莞地区副会長の謝重源氏は、「東莞の大部分の台湾企業も既に稼働を始めている。しかし、これまで大手企業の下請けとして、特に靴製造に従事してきた企業では、外部委託生産量の減少で受注を獲得できない状況だ。こうした企業は無期限の稼働停止状況にある」と指摘している。

一方、電子産業では企業間淘汰が始まっている。EMS最大手のフォックスコン(Foxconn=鴻海精密)がクローンノートPC産業へ参入してきたことで、これまで同製品のアッセンブリーを手がけてきた中小企業へ受注が回ってこなくなっている。こうした企業は春節前から生産停止状態が続いており、この状態が続けば工場封鎖に追い込まれる企業が続出する可能性があるだろう。

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【ソース:】TRI    【編集者:】Edward