エイサーが同日に配布したニュースによると、同社はオープン・ハンドセット・アライアンス (Open Handset Alliance, OHA)に加入済みで、現在はAndroidプラットフォーム搭載スマートフォン開発に取り組んでいる。同製品は今年第4四半期に発表される予定だ。同スマートフォンの開発はAndroidベースNetbookの伏線と見られていたが、Netbookの発売が先行されたことは市場に大きな衝撃を与えた。
エイサーの翁建仁氏は、「Netbookを先行して発表した理由は、関連ハードウエアが既に揃っており、Aspire One 10インチの規格を使用することが可能だからだ。スマートフォンについては更に開発を進める必要がある」と表明している。
エイサーは、将来的にスマートフォン事業を同社のコアビジネスの一つとして拡大する戦略を持っている。エイサー董事長の王振堂氏は以前より、「当社が目標としている2010年度のスマートフォン出荷量は100万台、更に2011年度は200万台に拡大し、2012年度には営業収益全体の10%を占める見通しだ」と表明している。また、同社のスマートフォン戦略に占めるAndroid端末は同戦略の一部として位置づけられており、業界の趨勢を見極めながら柔軟な開発体制を敷く方針である。
また、エイサーによると、既にAndroidベースNetbook販売において複数の欧米通信キャリアとの提携交渉が進んでいるという。同製品は起動時間が僅か18秒で、ネットワーク接続機能に優れている点が非常に高く評価されているとのことだ。第3四半期の発売開始時点では通常ルートでの販売が行われるが、早ければ第4四半期にも通信キャリアとの提携販売が開始される可能性がある。
AndroidプラットフォームのNetbookは、既に台湾のMSI (微星)からも発表が行われている。しかしMSIは現状で発売時期を明確にしておらず、実質的な発売はエイサーが世界初となる見通しだ。
また、エイサーのAspire One 10インチ製品はこれまでコンパル(Compal Electronics=仁宝電脳)が生産を請け負っており、今回の新製品も引き続きコンパルが受託生産を提供すると予想される。
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