Nokia Siemensは20日、カナダに本社を置くNortel Networksの無線通信部門を6億5000万米ドルで買収することを発表した。Nokia Siemensは今回の買収によって、北米市場でのシェア拡大を狙う。
Nokia Siemensは実質的にNortel のLTEならびにCDMA資産を買収することになる。CDMA(Code Division Multiple Access)はGSMと並ぶグローバル無線通信規格で、主に北米市場で高いシェアを持つ。また、LTE(Long Term Evolution)は次世代移動通信技術として、各通信キャリア、通信設備メーカーが開発を続けている。
Nokia SiemensはフィンランドのNokiaとドイツのSiemensとの合弁会社で、GSM市場ではEricssonと並んでトップクラスのシェアを獲得しているが、CDMA市場では苦戦が続いている。NortelのCDMA資産を買収することにより、今後の北米市場向けLTEビジネスで一気に存在感を高める戦略だ。