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【液晶パネル】 パナソニック、液晶パネル新工場を前倒し稼働
2010-03-30 16:22:53
パナソニックは世界的な液晶TV需要拡大を受け、兵庫県姫路市に建設済みの新液晶パネル工場の稼働を3ヶ月前倒しし、4月から量産を開始する。また、現在稼働率8割のプラズマパネル工場は、3D TV向けの供給が本格化することを受け今秋からフル生産に移行する。3月28日付け神戸新聞が報じた。


プラズマパネルの増産は、1月に稼働した尼崎第3工場の月産能力を12万台(32インチ換算、以下同じ)から今秋に33万台に引き上げる。隣接する第1、第2工場と合わせた年間生産能力は約1500万台に達する。

液晶パネル生産の姫路工場は昨年7月に完成済みだ。当初は今年1月の量産を予定していたが、世界的な景気後退を受け量産時期を7月に半年間延期していた。しかし予想に反して液晶TV需要が拡大を続けていることで、再度、量産時期を4月に前倒しする決定を行った。年産720万台の茂原工場(千葉県)と合わせた液晶パネル生産能力は現在の6割増となる1200万台に拡大する。

パナソニックは2010年度(4-3月期)の世界薄型TV(プラズマ+液晶)販売量を2000万台に設定、このうちLEDバックライト搭載液晶TVの比率は30%に達する見通しだ。

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【ソース:】TRI    【編集者:】Edward