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【産業動向】 「敵はシャープでなくサムスン」 台湾で韓国排除の論調・動向相次ぐ
2012-09-06 15:08:43
台湾で最近、「サムスン排除」など過激な見出しを立てて、韓国サムスン(Samsung)への対抗心をうかがわせる企業の動きやメディアの論調が目立ち始めている。シャープ(Sharp)と台湾フォックスコン(FOXCONN=鴻海精密=ホンハイ)の提携交渉がもつれていることを受け、シャープからフォックスコンへの技術流出を懸念する報道が再燃するなど、日本ではここに来て台湾との提携を警戒する論調が再び強まり始めている。台湾メディアがサムスン排除の論調を押し出している背景には、「台湾企業が日本と提携する理由は、日本と対抗したり技術を盗むためではなく、韓国と対抗するためだ」ということを改めて強調する目的があるものと見られる。

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    【ソース:】TRI