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【半導体】 鴻海、SPILの最大株主に ASEの買収に対抗 背後にアップルの意向?
2015-08-31 12:26:56
半導体封止・測定(パッケージング・テスティング)の台湾SPIL(硅品)は2015年8月28日、EMS(電子機器受託生産)世界最大手の台湾フォックスコン(FOXCONN=鴻海精密=ホンハイ)が同社の最大株主になったことを明らかにした。同社は同25日、競合で業界最大手の台湾ASE(日月光)から敵対的買収を提示されていた。台湾の経済紙『工商時報』(8月31日付)の伝えた消息筋は、SPILとフォックスコンに協力を促したのは米アップル(Apple)だと指摘。フォックスコンの後ろ盾を得てSPILがアップルのサプライチェーン入りを果たし、システム・イン・パッケージ(SiP)で第2サプライヤーになるほか、アップルが16年に投入するAP(アプリケーションプロセッサ)「A10」の封止・測定を受注するとの見方を示した。

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    【ソース:】TRI