【PC】 「PC景気、想像より悲観的でない」 台湾で楽観続出 Windows 10効果
2015-09-01 12:17:38
台湾の市場や業界で、2015年下半期のPCの景気見通しを楽観する見方が出て来たようだ。ノートPC(NB)用プラスチック製筐体最大手、台湾Ju Teng(巨騰)の鄭育立・董事長は先ごろ開催した投資家向け説明会で、「2015年9月はPCの顧客からの受注が力強く増加している。伸び率は15年1〜8月の平均に比べて3~4割だ」と述べ、米マイクロソフト(Microsoft)が同7月末に投入した新OS「Windows 10」の効果が出ているとの見方を示した。ただ、9月の勢いがどこまで続くかについては予想が困難だとした。さらに、半導体測定(テスティング)の台湾KYEC(京元電)の李金恭・董事長も8月29日、「15年下半期の景気は想像していたほど悲観的ではない。当社の業績も安定を保つだろう」との見通しを示した。台湾の市場や業界では、これらがいずれもWindows 10の牽引効果だと見ている。8月31日付で複数の台湾メディアが報じた。
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【ソース:】TRI