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【産業動向】 台湾企業、報復恐れ「ひっそり」中国生産縮小 米中貿易戦争で
2018-09-25 12:11:24
米中の貿易戦争は相次ぐ報復合戦で長期化が懸念され、21世紀の冷戦にまで発展するとの見方も出てきている。こうした中、中国に製造拠点を置く台湾系企業では、米国の制裁の対象になった製品の生産ラインを台湾に戻す動きを見せるところが増え始めており、台湾当局も台湾投資につながるこうした動きを歓迎している。ただ一方で、一部生産を中国から引き揚げることで中国政府の不興を買い、不必要な税務調査等の嫌がらせをされ今後の中国ビジネスに差し支えることを懸念する台湾系企業が少なくないことから、台湾当局では、台湾系企業の回帰を支援する一方、台湾での増産を決めた企業名を公表せぬよう各サイエンスパーク(工業団地)に通知する等、中国からの引き揚げに官民共に神経を使っているようだ。

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    【ソース:】TRI