Q: 現在の市場でのポジショニングとシェアを教えて下さい

  A: 楊董事長
SONAVOXはマルチメディア音響設備の大型製造企業で,全世界に取引先を有しています。現在台湾での生産は行っていませんが、台北に本社があります。SONAVOXの製品は80%が海外市場で販売され、海外販売の内、40%の製品がアメリカ市場、25%がヨーロッパ市場、残りの35%はアジアと他の国に販売されています。


Q: 日本市場に進出したことがありますか

  A: 楊董事長
日本及び上海で専門の人員を雇って日本市場開拓を進めたことがあり余すが、最後まで望ましい結果を出すことはできませんでした。その後原因を研究すると、人員が問題なのではなく、その大部分は地域と文化の違いによるものと見られました。すでに成熟した市場に切り込むことは困難で、いかにして現在のサプライヤーと取って代わるかは非常に大きな挑戦です。そのためEMSOneのようなウェブサイトは直接的な企業間のビジネス機会を創造すると思われ、このようなプラットフォームを通じて日本市場でのシェアが増えることを望んでいます。


Q: いかにしてコストの合理化を図りますか

  A: 楊董事長
現在生産ラインは手作業生産と一部の機械化生産にまかなわれています。また今はまさに機械化生産の改善の時期でもあり、自動化で品質がさらに安定することは比較上長所といえます。しかし一定の程度に達した時に資本の投入が大きすぎて、相応する業務量がコスト回収を達成できるか、投入コストに見合うかどうかは、検討の価値があります。やはり一部に労働力を採用する方がコストに適合するでしょう。先に分配による損益のバランス点を計算するのもよいかと思います。


Q: 新しい労働法にどのように対応しますか

  A: 楊董事長
新しい労働法により労働コストが増え、利益が薄くなるでしょう。しかし始めから政府の規定に従って執行するのであれば、衝撃は反対に小さくなると思います。例えば、1月1日に効力が発生するのならば、1月1日より前から徐々に実施するのがよいでしょう。新労働法により企業は一定の利益ダウンをしますが、社員を保護する措置の一つに他なりません。この新法を通じて従業員の流動率も小さくなり、ある程度の見返りが得られることを期待しています。現在は直接的な関係がないように見えますが、一定時間の観察が必要です。SONAVOXの現況では人員の増加ではなく、自動化された機械の生産でいかに埋め合わせをするかを考慮します。


Q: ベトナムへの工場移転が話題になっていますが御社の考え方は如何ですか

  A: 楊董事長
どの会社にも自分にとっての考えと計画があり、一定の程度に達すると中小企業は第一線の大手工場よりも考える事が多くなります。産業の上層部と下層部を結ぶラインが形成されていなければ、サプライヤーも動くことができません。人員のコストダウンをしても、その他のコストが反対にアップするでしょう。一般的には大手工場が移設されても、後方の供給ラインは稼働が可能です。ですから中・小型工場を移設する際は、さらなる慎重な考慮の下で決定される必要があります。


Q: 将来の目標を教えて下さい

  A: 楊董事長
SONAVOXは常に安定の中で発展を求め、毎年10%前後の成長を目標としています。当社はハイテク産業ではなく伝統的な産業形態に属するので、一定の成長を維持し、これらの目標を達成できれば満足です。具体的な方法としては、社内の努力が必須である他、同時に外在的な市場環境を観察し、企業の利益の一助となる機会に絶えず留意すること。例えば購買、各提携に関する相談等です。将来的にも、我々は引き続き新コンセプトの発展、設計のデジタル化による技術の方向性、ソフトウェアの拡張などを図ります。



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