LG携帯生産へEMS各社争奪戦
2008-06-12 18:52:23
  携帯電話世界4位のLGは、携帯電話の外部委託生産を検討中だ。情報によると、FOXCONN(フォックスコン=鴻海精密)Flextronics(フレクストロニクス=偉創力)が最有力と見られている。同様に、これまでLGのODM生産を行ってきたARIMA(華冠)に加え、携帯ODM生産トップのコンパルも加わり争奪戦を繰り広げる。


  LGはコストダウンの実現とシェア上昇による生産量拡大を受け、一部携帯電話生産のEMS委託を検討している。同社はこれまで、ODM以外の自社開発製品は全て自社で生産を行ってきた。LGは現在、世界6ヶ所の生産拠点で生産を行っており、今年第1四半期の累計販売台数は2,440万台で、四半期ベースで過去最高を記録した。同時に世界3位のモトローラとの差は300万台にまで迫った。LG関係者は、「今年の予想販売台数は1億台に達し、昨年の8,050万台を上回る見通しだ」と語っている。

  LGは先日、5カ年計画による事業再編と外部委託生産の拡大方針を発表した。LGのスポークスマンは、「自社工場の生産能力を拡張中だが、市場ニーズを満たすに至っていない。市場ニーズが生産能力を超えるならば、一部の生産をEMS企業に委託する計画だ。現在、フォックスコンやフレクストロニクスとの提携の可能性を探っているが、本格的な協議はまだ行っていない」と表明した。

  フォックスコンはモトローラの販売不調を受け、事業の重心をノキアや韓国の取引先(サムスンとLGを含む)へ移しはじめている。同社の携帯生産の最大顧客は、既にモトローラからノキアへと移っており、サムスンやLGは今後の重点顧客となる。
【ソース:】EMSOne    【編集者:】Nicky