ASEが車載電子市場に進出、欧州大手企業のオーダーを獲得
2008-06-19 20:23:14
台湾のASE(日月光グループ)が積極的に車載電子市場への進出を拡大し、同社とグループ傘下のDMS大手企業USIが、欧米大手自動車メーカーからのオーダーを獲得したとの情報が伝わってきた。ASEはオーストリアマイクロシステムズ(austriamicrosystems)の新型車載ICパッケージングのオーダーを獲得し、USIは関連する電子モジュールの生産を担当、これらが、フォード、ベンツ、フォルクスワーゲンなどの大手メーカー数社に採用された。


ASE(http://www.asetwn.com.tw/)は総力を挙げて車載電子産業に進出し、同グループ全体ではUSI(http://www.usi.com.tw/)が最大の稼ぎ頭となっている。またIntelからの無線モジュール大口オーダーを加え、USIの売上は急上昇する見通しだ。

ASEは車載電子パッケージングの生産能力を拡大する為、昨年NXPと共同で蘇州にパッケージング・テスト工場を設立、「日月新」と名付けた。ASEの持株比率は60%で、日月新は今後、車載電子・通信・消費性電子製品などのパッケージング業務を担当する。

ASEの車載電子市場における売上拡大には、USIが重要な役割を果たしている。ASEは同社の優れたSiP(System-in-Packaging)技術によってオーダーを獲得しており、関連するシステムモジュールの生産をUSIに委託している。

USIの車載電子製品は、全体の売上の3%を占めている。主な製品は電圧調節器とLEDライトであるが、最近は新製品のブラインドスポット検知システムが欧州大手からのオーダーを獲得したと伝えられている。

最近では欧米自動車メーカーの生産外注比率が上昇しており、加えて中国国内自動車市場の拡大と、USIの車載電子事業も更なる拡大が見込めそうだ。

【ソース:】EMSOne    【編集者:】Edward