Foxconnのスマートフォン戦略拡大、新工場はローコスト地区へ移転
2008-06-26 12:07:18
Foxconn International(富士康国際)の関係者は、「当社は将来的な生産中心地を華北地域とし、その他ハンガリーやインドなどのローコスト市場への工場進出を進める」と指摘した。
第一経済日報(上海)の報道によると、深セン(広東省)の労働コストの継続的な上昇、Apple【iPhone】の低価格戦略による市場への影響に直面し、OEM生産世界No.1の巨人、‘Foxconn’は新たな戦略を加速する。
Foxconn International投資部門の責任者は、「Foxconn深セン本部は研究開発拠点として再編中で、現有する生産能力は引き続き保留する。一方で今後の主な生産能力は、ローコスト地域(河北省廊坊市や山西省太原市など)に移転する」と示した。
携帯電話については、【iPhone】を中心とするスマートフォン市場の将来的な発展が期待されており、Foxconnも予算を50%増やして研究開発スタッフを増員する。また同社はノキアなどの国際大手との提携を広げる一方で、中国国内企業との新たな提携を進めるなど、各市場への対応をより綿密に拡大している。
「ベトナム新工場も年末に小規模の試験的な生産を行い、山東省煙台市の工場も生産能力を拡大する予定である。2009年に当社全体の生産能力は現在の水準から20~30%上昇するだろう」と、Foxconnの関連責任者は述べている。他にもFoxconnハンガリーやインドなどのローコスト市場に新工場を設立する計画で、ハンガリーの新工場は今年8月に稼働開始を予定している。
「3G版iPhoneの価格が僅か199米ドルとなり、今後のスマートフォン価格の基準となった」と、Foxconn関係者は指摘。メーカー各社のコスト削減は必至であり、受託生産企業への開発依頼も今後益々増えてくることが予想される。Foxconnは今年、スマートフォン開発スタッフを新たに700~800人増員し、こうした要望への対応を急ピッチで進めている。研究スタッフは中国の人材のみならず、台湾や韓国からも優秀な人材を集めているという。
【ソース:】EMSOne 【編集者:】Edward