【EMS/ODM】台湾EMS・ODM主要7社の2025年設備投資一覧 揃って前年から増額
2025-03-18 11:02:32
台湾の大手紙『工商時報』は2025年3月17日付で、台湾系EMS(電子機器受託製造サービス)・ODM(設計・製造の受託)主要7社の2025年設備投資計画をまとめて報じた。各社とも前年から増額を計画しているとし、地政学的リスクとトランプ関税の影響を軽減するため、グローバルな生産拠点の再編を加速する傾向にあるとした。
工商時報は、主要7社のうち、25年設備投資の伸びが最も高いのは、ウィストロン(Wistron=緯創)のサーバー子会社Wiwynn(緯穎)で前年から260%増だと指摘。ウィストロンも137%増と大きな増額を予定しているとした。
また、EMS最大手のフォックスコン(FOXCONN=鴻海精密=ホンハイ)について、24年実績の1363億NTドル(1NTドル=約4.5円)から20%以上増額し1600億NTドル超を予定していると指摘。同社の劉揚偉・董事長(会長)が先ごろ、米国の関税政策は予測困難としながらも、グローバルサプライチェーンの柔軟性は第一次トランプ政権時よりも向上しているとの考えを示したと伝えた。
ノートPC(NB)受託製造世界最大手で、サーバー出荷も注目されるクアンタ(Quanta Computer=広達電脳)については、24年実績の142億NTドルから、25年は150億~160億NTを計画していると指摘。用途として同社が、新製品の開発と人材採用を通じて中国以外の国・地域における生産拡大を推進することを挙げていると紹介した。