【産業動向】半導体企業の24年研究開発費トップ20社 首位インテル・TSMC 7位・日本勢はルネサスとソニー
2025-09-08 11:25:58
半導体世界企業の2024年における研究・開発(R&D)費用トップ20社ランキングで、米インテル(Intel)が165億4600万米ドルで首位だったことが、調査会社の調べで分かった。ファウンドリ最大手の台湾TSMC(台積電)は前年より8.8%増加したが、前年から順位を1つ下げ7位だった。
中国の半導体ニューメディア『芯智訊』(2025年9月4日付)が伝えたもので、調査したのは半導体調査機関TechInsights。9月2日に発表したレポートによると、世界トップ20社のR&D費用は24年、前年比17%増の計986億8000万米ドルで、世界の半導体企業全体の約96%を占めた。20社の売上高研究開発費率(売上高にR&D費用の占める比率)は平均15.8%で、うち前年よりR&D費用が増加したのは15社、減少したのは5社だった。
トップ20のうち、米国系企業が11社、欧州系が3社、日系、台湾系、韓国系が各2社だった。トップ10では米国系が6社、台湾系と韓国系が各2社だった。
首位のインテルについてTechInsightsは、半導体の売上高が前年から4.3%減少したが、1.8nm(ナノメートル)「Intel 18A」プロセスの開発等で、R&D費用は同3.1%増の165億4600万米ドル、売上高研究開発費率も33.6%でトップ20社のうち最高水準だったとした。
2位の米エヌビディア(Nvidia)については、AI(人工知能)ブームにけん引され、売上高が前年より133%増加した他、R&D費用も同47%増の125億200万米ドルで順位を前年から1つ上げたと紹介。ただ、売上高研究開発費率はわずか10.8%だったと評した。
3位の韓国サムスン電子(Samsung Electronics)については、R&D費用は95億米ドルで前年比71.3%増と、トップ20の中で最大の伸び率を見せたとし、順位も前年から4つ上げたと紹介した。