【産業動向】人型ロボット世界出荷、25年は前年比479%増の1万3318台 上位6社を中国系独占
2026-01-14 11:40:20
台湾の大手経済紙『工商時報』は2026年1月10日付で、2025年のヒューマノイドロボット(人型ロボット)出荷世界トップ9社のうち6社を中国企業が占めたことが、調査会社の最新統計で分かったと報じた。首位は中国AgiBot(智元機器人)で出荷全体の39%を占めた。
工商時報によると、調査したのは米オムディア(Omdia)。9日に発表した「General Purpose Embodied Robot Market Radar(2026年汎用エンボディドAIロボット報告書)」で、25年の人型ロボット世界出荷台数が1万3318台と、2024年の2300台から479%増の大幅な成長を見せたと指摘。また、2035年には26万台まで拡大するとの見通しを示した。
25年の世界出荷で首位のAgiBotについてオムディアは、「製品形態と移動性能」「負荷とリフティング性能」「器用な操作」「知覚とナビゲーション」「AI (人工知能)学習能力」「カスタマイズの容易さ」「生産の拡張性」「商業的影響力」の8つの評価基準のうち6つで最高評価の「先進(Advanced)」を獲得し、最も多くのトップ評価を獲得したと紹介した。
メーカー別の25年出荷とシェアトップ9のうち、1〜6位を中国系が独占。揃って前年から3倍以上出荷を伸ばした。7~9位はFigure AI、Agility Robotics、テスラ(Tesla)の米国系が占めたが、台数はいずれも150台だった。