【携帯】スマホ世界出荷、2025年は1.9%増 首位アップル 上位5社出荷台数・シェア一覧 IDC調査
2026-01-16 11:24:04
調査会社IDCは米国時間2026年1月13日、2025年のスマートフォン世界出荷統計を公表。25年第4四半期(10〜12月)は前年同期比2.3%増の3億3630万台、25年通年では前年比1.9%増の12億6030万台で、プラス成長を維持した。
25年通年のブランド別出荷シェアでは、「iPhone」の米アップル(Apple)が、2億4780万台、シェア19.7%で、2億4120万台、シェア19.1%の「Galaxy」の韓国サムスン電子(Samsung Electronics)を抑え、24年に続いて首位を守った。出荷台数はアップルが前年比6.3%増、サムスンが同7.9%増といずれも前年を上回った。
25年のスマホ市場についてIDCシニアリサーチディレクターのNabila Popal氏は、「関税を巡る不透明感、サプライチェーンの混乱、複数市場におけるマクロ経済の逆風といった厳しい環境下にあったにもかかわらず、ハイエンド機種市場の需要増が続いたことや、折り畳み式(フォルダブル)スマホの強い需要、さらに今後の値上げを見越した消費者の前倒し購入等が市場を下支えした」と評した。
2026年については、「前例のない規模」とされるメモリ半導体不足が、26年のスマホ市場縮小を招く可能性が高く、その継続期間が市場減速の程度を左右すると指摘。こうした局面では、規模の大きさやサプライチェーンの掌握力が競争力を左右するため、大手メーカーほど安定供給とコスト管理で優位に立つとし、コスト上昇を背景に平均販売価格は引き続き上昇するとの見通しを示した。