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【携帯】26年スマホ世界出荷、前年比12.9%減恐れ メモリ高騰「津波のような衝撃」 IDC
2026-03-02 12:34:58
調査会社IDCは2026年2月26日(米国時間)、メモリ不足の影響で、26年のスマートフォン世界出荷台数が前年比12.9%減の11億台に落ち込むとの見通しを明らかにした。2025年11月の予想を大幅に下方修正するもので、過去最大の落ち込みになると指摘。「私たちが目撃しているのは一時的なものではなく、メモリサプライチェーンを起因とする津波のような衝撃で、影響は家電業界全体に広がっている」と評した。


IDCのフランシスコ・ジェロニモ・バイスプレジデント(ワールドワイドクライアントデバイス担当)は、世界のスマホ市場、とりわけアンドロイド(Android)勢は深刻な脅威に直面しており、中でもローエンド市場中心の業者は最も大きな打撃を受ける恐れがあると指摘。部品価格の高騰が利益率を圧迫しており、エンドユーザーに対するコスト転嫁を迫られているとした。

一方で、出荷台数が記録的な落ち込みを見せる半面、スマホの平均販売価格は26年、14%上昇すると予想。その上で、ハイエンドに注力する米アップル(Apple)と韓国サムスン電子(Samsung Electronics)はシェアを拡大する可能性があるとの見方を示したあ。

地域別では、低価格スマホの集中度が高い市場が大きな落ち込みを見せるだろうとした。具体的には、中東・アフリカは前年比20.6%減、中国が同10.5%減、アジア太平洋(日本と中国を除く)が同13.1%減を見込んだ。

スマホ市場の先行きについてIDCは、2027年が前年比2%増の緩やかな回復、2028年には同5.2%増とし、本格的な市場回復は2028年にずれ込む可能性が高いとの見通しを示した。

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