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【液晶パネル】折り畳みiPhoneの有機EL、サムスンディスプレイが3年独占供給で両社合意の報道
2026-04-10 12:22:07
韓国メディア『TheElec』は2026年4月8日付で業界筋の話として、米アップル(Apple)が折り畳み式iPhone用有機EL(OLED)パネルを今後3年間にわたり、韓国サムスンディスプレイ(Samsung Display)から独占的に調達することで合意したと報じた。サムスンディスプレイは早ければ26年第2四半期(4〜6月)から折り畳み用OLEDの出荷を開始するとしている。


TheElecの伝えた事情に詳しい関係者は、この独占契約はサムスンディスプレイ側の提案によるものだと指摘。これに対しアップルは、サムスンディスプレイの競業のうち、中国ファーウェイ(Huawei=華為)に折り畳みパネルの供給実績を持つ中国BOE(京東方)の製品が、耐久性や品質、歩留まりで自社の要求水準に達していないこと、韓国LGディスプレイ(LGD)はスマホ用折り畳みパネルの供給実績がないこと等、現時点で有力な代替サプライヤーが存在しないことから、サムスンディスプレイの条件を受け入れたと述べた。

TheElecの伝えた業界筋は、サムスンディスプレイが、アップル向け折り畳み式OLEDパネルの量産を26年第2四半期から開始する予定だと指摘。ただ、初年度の出荷は約300万台規模で、市場が予想する約1000万台を大きく下回るとした。また、この保守的な数量の設定は、市場の需要動向を見極めた上で供給を調整するアップルの戦略の表れだと述べた。

また、折り畳み式iPhoneの発売時期で見方が分かれた『Nikkei Asia』と米『ブルームバーグ』(Bloomberg)の報道について先の業界筋は、最終組立工程に遅れが生じる可能性はあるものの、サムスンディスプレイによるパネル生産自体は計画通り26年第2四半期に開始されるとの見方を示した。

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