【産業動向】データセンター冷却・熱管理の特許出願件数トップ20社 首位は中国 富士通3位 TIPOレポート
2026-05-14 11:40:28
台湾の大手紙『経済日報』は2026年5月13日付で、2015〜2024年にかけて世界で公開・公告されたデータセンター及びサーバー冷却・熱管理技術に関する特許出願件数(特許権者、出願人)のトップ20社のうち、8社を米国系が占め、中国系の6社を上回ったが、件数では中国系が全体の48%を占めたことが、台湾経済部(経産省に相当)智慧財産局(智財局=TIPO)がこのほど公開したレポートで分かったと報じた。
経済日報によると、TIPOはこのほど「データセンター主要部品に関する特許動向分析レポート」を公表。2015〜24年に世界で公開・公告されたデータセンター及びサーバー冷却・熱管理技術関連の特許出願総数は8449件だったとし、生成AIの急速な普及に伴い、データセンターにおける電力消費と放熱管理に対する要求が高まる中、関連特許件数は過去10年で年平均17%の成長率(CAGR)を記録、2022年以降は成長段階に入り、特許件数は年1000件超で増え続けているとした。
特許出願トップ20社のうち米国系8社には、エヌビディア(NVIDIA)、アルファベット(Alphabet)、マイクロソフト(Microsoft)、アマゾン(Amazon)といったテック大手が名を連ねた。一方、6社がランクインした中国系のうちInspur(浪潮)は全体の首位、Baidu(百度)は同2位で存在感を示した。台湾からはインベンテック(Inventec=英業達)、フォックスコン(FOXCONN=鴻海精密=ホンハイ)、クアンタ(Quanta Computer=広達電脳)のEMS(電子機器受託製造サービス)・ODM(Original Design Manufacturer=設計・製造の受託)の3社が入った。