Site Meter
【EMS/ODM】受動部品FENGHUA、新規受注を一時停止の報道 チップ抵抗器とMLCC 台湾メディア
2026-05-27 11:53:53
台湾の大手経済紙『工商時報』は2026年5月27日付で、受動部品(パッシブコンポーネント)の中国大手FENGHUA(広東風華高科)が、受注が殺到しているのを受け、0402、0603サイズのチップ抵抗器と、積層セラミックコンデンサ(MLCC)について、中国系販売代理店からの受注を停止したと報じた。再開についてFENGHUAは、別途通知するとしているという。


工商時報によると、FENGHUAは中国系販売代理店に対して出した通知で、「RC・RSシリーズの0402、0603サイズのチップ抵抗器は受注量が激増し、受注残が当社の既存の生産能力を大きく上回った。慎重に検討した結果、生産スケジュールや納品にさらなる影響を与えることを回避するため、RC・RSシリーズの0402、0603サイズのディーラー向け新規受注の即日停止を決めた」と説明。今後については、「当社は経営資源を集中して受注残の処理に対応する。生産スケジュールを最適化し、納品を進めることで、速やかに正常な受注能力の回復を図る。受注再開の時期については、別途通知する」としている。

FENGHUAが受注を停止したことについて、工商時報の伝えた受動部品サプライチェーンは、「品薄に対する懸念と、在庫積み上げの繰り上げが受注の殺到を招いた」と指摘。その上で、「次の段階で値上げラッシュを引き起こす恐れがある」との考えを示した。さらに、「同社が受注を停止した製品は完全にAI(人工知能)関連のものではないが、同社の生産ライン稼働率は90%を超え、徐々に100%に近づいている」と述べた。

【関連情報】

【産業動向】台湾ナンバーワンの富豪に受動部品Yageoの陳会長 2兆4786億円
【EMS/ODM】太陽誘電が値上げの報道 中国の販売代理業者に通知 5月1日から 台湾メディア
【産業動向】受動部品販売Nichidenboが投資家向け説明会 AIサーバーがハイエンド製品の需要牽引
【産業動向】中国Fenghuaも磁気ビーズ等値上げ MLCCへの波及に市場注目 台湾メディア
【産業動向】MLCC価格、底打ちから反転の状況醸成 TrendForceレポート

中国・台湾市場調査ならEMSOneにご用命ください。台湾のシンクタンク、TRI社との共同調査にて、最新の情報をお届けいたします。 先ずはこちらまでご相談ください。

※EMSOneでは日系企業様に向け、コストダウンに向けた各種アウトソーシングサービスの提案を行っています。EMS或いはODMを通じたコストダウンについては こちらをご覧ください。