Site Meter
【EMS/ODM】ルビコンと中国Jianghaiがアルミ電解コンデンサ値上げの報道 台湾メディア
2026-06-29 12:40:17
台湾の大手経済紙『工商時報』は2026年6月29日付で、アルミ電解コンデンサのルビコン(Rubycon)と中国Jianghai(江海)が値上げを表明したと報じた。


工商時報によると、ルビコンはこのほど出した値上げ通知で、中東情勢は終戦に向けて進んでいるが、原油価格は引き続き高止まりしており、石油関連製品の価格、供給に重大な影響をもたらしたとし、アルミ電解コンデンサ、アルミ固体電解コンデンサ、薄膜コンデンサについて、新価格を2026年8月1日から適用すると表明した。

一方、Jianghaiについては、6月下旬に出した顧客宛て値上げ通知で、アルミ箔、化工原料、トナー等の原材料価格や電力コストの大幅な上昇が続いているとし、現在のコストが当初設定した価格を大きく上回っているため、アルミ電解コンデンサ、薄膜コンデンサ、スーパコンデンサの価格を調整せざるを得ないと説明したと報じた。

工商時報は、ルビコンがアルミ電解コンデンサで日本3位だとし、これで日系業者は日本ケミコン(Nippon Chemicon)、ニチコン(Nichicon)と上位3社が揃って値上げしたことになると伝えた。また、アルミ電解コンデンサはこれまで、端末装置における使用量が積層セラミックコンデンサ(MLCC)やチップ抵抗器に及ばなかったため、価格の上昇は相対的に穏やかだったが、今回のAI(人工知能)インフラ整備に伴う需要増と値上げの程度は、アルミ電解コンデンサ業界にとっては異例なものだと評した。

【関連情報】

【産業動向】AI向けハイエンドMLCC、26年Q4の「供給不足ショック」に備えを 調査会社が提言
【産業動向】ニチコン、アルミ電解コンデンサ値上げの報道 台湾勢も追随 台湾メディア
【EMS/ODM】太陽誘電が値上げの報道 中国の販売代理業者に通知 5月1日から 台湾メディア
【産業動向】半導体起点の値上げ、電子部品・材料に波及 EMS影響はコスト転嫁と末端需要が焦点
【産業動向】BBU世界市場、2025年は3億7000万米ドル規模

中国・台湾市場調査ならEMSOneにご用命ください。台湾のシンクタンク、TRI社との共同調査にて、最新の情報をお届けいたします。 先ずはこちらまでご相談ください。

※EMSOneでは日系企業様に向け、コストダウンに向けた各種アウトソーシングサービスの提案を行っています。EMS或いはODMを通じたコストダウンについては こちらをご覧ください。