エヌビディアは8月13日、YouTube等の公式SNSを通じ、CPO技術を採用したSpectrum-Xイーサネット・シリコンフォトニクス・スイッチが全面的な量産、出荷の段階に入ったと発表。AIデータセンターが本格的に「シリコンフォトニクス時代」へ移行したことを示した。
エヌビディアは、世界初となる量産型の200G/lane CPOイーサネット・スイッチ・システム「Spectrum-X Ethernet Photonics」について、本格的な出荷を開始したとし、顧客には米CoreWeave、米Lambda、米オラクル(Oracle)を挙げた。また、今回量産されるコア製品は、CPO技術とスイッチチップを深く統合し、従来のプラガブル(挿抜可能)な光モジュールの信号変換方式を根本から覆すものだと紹介。また、AIファクトリーの水平スケールアウトやクロスリージョン展開のニーズに対応するため、同社のVera RubinプラットフォームにはSpectrum-Xイーサネット・シリコンフォトニクス技術を導入、CPO技術を採用し、200Gb/s SerDesを搭載した世界初のスイッチプラットフォームだとした。
経済日報は、エヌビディアが言及したサプライチェーン企業として、台湾系ではTSMC、フォックスコン、封止・測定(パッケージ・テスト)のASE Technology Holding(日月光投資控股)傘下のSPIL(硅品)と光通信のBrowave(波若威)、米国系ではコーニング(Corning)、コヒレント(Coherent)、FabrinetとLumentum、日系ではセンコーアドバンス(Senko Advance)と住友電気工業(Sumitomo Electric Industries)、中国系ではTFC(天孚通信)があると紹介。うち、台湾系4社の役割については、TSMCがSiPh向け先進封止統合プラットフォーム「COUPE(Compact Universal Photonic Engine)」でチップの製造を担当、その後、SPILが先進封止を施し、Browave等の光通信部品メーカーのコンポーネントを組み合わせて、最終的にフォックスコンが統合・組み立てを行い、CPOスイッチとして完成させるとした。
経済日報はまた、光ファイバー封止(パッケージ)の台湾FOCI(上詮)とフォックスコン傘下でモジュール封止・測定の台湾ShunSin(訊芯)が、TSMCとフォックスコンに続く形でCPOの主要工程に参入していると指摘。前者はファイバー・アレイ・ユニット(FAU)技術、後者は光エンジン(OE)及び先進封止の量産能力を擁しており、CPOサプライチェーンでも注目の2社だと伝えた。
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