報道によると、Sigmaintellは第一財経に対し、アップルが初の折り畳み式iPhoneを正式に披露する直前の9月7日までに、ファーウェイ(Huawei=華為)やシャオミ(Xiaomi=小米)といった中国系競合が、いずれも折り畳みスマホの新型を発表する予定だと指摘。その上で、アップル、ファーウェイ、シャオミといったスマホ主要ブランドの市場参入や取り組み強化を背景に、折り畳み式スマホの世界販売台数が2026年は前年比25%増の約2400万台、2027年は3000万台を突破する可能性があるとの見通しを示した。
一方、CINNO Researchの周華・首席アナリストは第一財経に対し、折り畳み式iPhoneの26年世界出荷が600万〜700万台になるとの見通しを明らかにした。
さらに、サプライチェーン構成について周氏は、組立は台湾フォックスコン(FOXCONN=鴻海精密=ホンハイ)、有機EL(OLED)は韓国サムスンディスプレイ(Samsung Display)、超薄型フレキシブルガラス(UTG)は中国Lens Technology(藍思科技)が受注を独占していると指摘。ヒンジ関連では米アンフェノール(Amphenol)や台湾SZS(新日興)とフォックスコンの合弁がTier1(1次サプライヤー)として参画しているとした。その上で中国系について、主にTier2(2次サプライヤー)として深く関与しているとし、中国EONTC(宜安科技)が液体金属ヒンジの主軸、中国Gian(精研科技)がMIM(金属粉末射出成形)精密部品の加工を担当する等、全体として、中国企業はコア領域で不可欠なサポート役を担っていると紹介した。
第一財経によると、Lens Technologyは先ごろ、2026年下半期から大口顧客の折り畳み端末プロジェクト向けに、UTGガラスとサポートプレート、CPIフィルム、3Dガラスカバーを供給しており、既に大規模な出荷段階に入っていると説明。EONTCも、アンフェノールとの事業協力が安定しており、製品の生産・納品プロセスも順調に進んでいると表明した。また、Gianも2026年中期の決算報告書で、折り畳み式スマホ事業にヒンジ用MIM部品とヒンジモジュールが含まれていることを明記しているという。さらに第一財経は、アップルのサプライヤーとして知られる筐体・機構部品の中国LY iTECH(領益智造)が先ごろ、北米の大口顧客に対して次世代端末向けの主要精密部品を供給しているとした他、ヒンジ精密構造部品やサポートプレートを含む折り畳み式ディスプレイ関連プロジェクトについても、量産と納品を進めていることを明らかにしたと伝えている。
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