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【携帯】iPhone Duo分析レポート 薄型化でカメラ等妥協 シェアはファーウェイと2位並走 TrendForce
2026-09-11 12:16:53
調査会社TrendForceは2026年9月10日付レポートで、米アップル(Apple)が9日に発表した同社初となる折り畳み式(フォルタブル)スマートフォン「iPhone Duo」について、2026年の出荷台数が約500万台に達するとの見方を明らかにした。これにより、アップルは26年の折り畳みスマホ市場で24.8%のシェアを獲得、韓国サムスン電子(Samsung Electronics)に次ぐ世界2位になるとの見通しを示した。


レポートでTrendForceは、2026年の折り畳みスマホ世界出荷を前年比0.5%増の約2020万台と予想。iPhone Duoが約500万台に達するとする一方、アンドロイド(Android)OS搭載製品は計約1520万台に留まり、前年比20%以上の大幅な減少が見込まれるとした。

アンドロイドの折り畳みスマホについては、メモリ等部品コストの大幅な上昇による影響で、各ブランドとも26年の出荷台数が前年から横ばいや減少になると予想。サムスン電子は約710万台、シェア35.1%で首位、中国ファーウェイ(Huawei=華為)は約500万台、シェア24.8%でアップルと2位に並ぶとした。

TrendForceは、折り畳み端末の成熟に伴い、技術競争の焦点が薄型・軽量化、折り目(クリース)の軽減、長期的な信頼性へとシフトしていると指摘。折り目の改善については、ヒンジや単一素材だけに依存するのではなく、超薄型フレキシブルガラス(UTG)、光学透明接着剤(OCA)、有機EL(OLED)パネルモジュール、支持構造を一体的に設計する方向へ進んでいるとし、材料の弾性率、厚さの分布、積層位置を緻密に調整することで、折り曲げ部分の応力分布を制御していると紹介した。

iPhone Duoのディスプレイと本体設計についてTrendForceは、メインディスプレイは10層の極薄素材からなるOLED積層構造を採用し、ナノテクスチャー(Nano-texture)表面処理と組み合わせることで、反射や折り目の視認性を抑えることが可能になったと指摘。本体にはグレード5のチタン製フレームとヒンジカバーを採用、展開時の厚さは約5.2mm、折りたたみ時は約11.3mm、重量は約254gに抑えたとした。

一方、厚さと内部スペースを制御するため、アップルは独立したペリスコープ式望遠レンズの搭載を見送り、48MPのメインカメラによる光学2倍相当のズームを採用したと指摘。同時に顔認証(Face ID)の代わりに側面に指紋認証「Touch ID」を配置したとし、このことは、折り畳みスマホにおいて薄型化と、カメラ、生体認証モジュール、バッテリースペースの間になお妥協するべき問題が存在することを示すものだと評した。また、折り畳みスマホの次の競争は、より薄く、軽く、折り目が少ないことに加え、「従来のストレート型スマホとは異なるAI(人工知能)体験をいかに創出するか」にあるとし、これが市場拡大の最大のカギを握ることになるとの認識を示した。

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