【携帯】中国市場のスマホ出荷、26年Q3は前年同期比15.4%減 シェア上位10社一覧 IDC
2026-10-14 11:28:17
調査会社IDCは2026年10月13日、2026年第3四半期(7~9月)の中国市場におけるスマートフォン出荷が、前期比12.5%減、前年同期比15.4%減の5790万台だったことを明らかにした。(=文末に上位10社のシェア・成長率)
ブランド別出荷シェアでは、中国ファーウェイ(Huawei=華為)が前年同期比17.3%増、シェア21.1%で首位だった。「iPhone」の米アップル(Apple)は同4.3%減のマイナス成長だったが、シェアは同2ポイント増の17.8%で順位を前年同期から1つ上げ、2位に浮上した。これに対し、3位の中国OPPO(欧珀)、4位の中国vivo(歩歩高)、5位の中国シャオミ(Xiaomi=小米)、6位の中国Honor(栄耀)はいずれも出荷台数を前年同期から2割程度減らした。
26年第3四半期の中国市場についてIDCは、メモリをはじめとする主要部品のコストの大幅な上昇が、端末機器の販売価格引き上げにつながっている他、ブランド各社はコスト上昇に対応するため、製品の仕様・構成の見直しも迫られていると指摘。結果、出荷台数が減少する一方で価格が上昇する、いわゆる「数量減・価格上昇」の傾向が鮮明になったとした。
中国市場の先行きについては、メモリ等の部品コストが今後数四半期にわたり高止まりが続くと予想されることを受け、スマホの販売価格も引き続き上昇する見通しだが、消費者が価格上昇を受け入れて適応するにはなお時間を要するため、買い替えサイクルはさらに長期化する恐れがあるとした。その上で、これら状況を背景に、2026年第4四半期に各価格帯で新製品の投入が相次いだとしても、中国スマホ市場が大幅に回復するのは難しいと予想。2027年に入ってもコスト上昇圧力は長期化する見通しであり、市場は引き続き縮小傾向をたどる可能性があるとした。