【携帯】スマホ世界出荷、26年Q3は前年同期比22%減 上位5社出荷台数・シェア IDC調査
2026-10-16 12:04:13
調査会社IDCは米国時間2026年10月14日、2026年第3四半期(7~9月)のスマートフォン世界出荷が、前年同期比22.0%減の2億5530万台だったことを明らかにした。(=文末に上位5社の出荷・シェア)
ブランド別では、首位の韓国サムスン電子(Samsung Electronics)と2位の「iPhone」の米アップル(Apple)は、いずれも前年同期から1ケタ減だったが、シェアは拡大した。3位の中国シャオミ(Xiaomi=小米)、4位の中国OPPO(欧珀)、5位の中国vivo(歩歩高)は出荷台数を前年同期比から3割前後と大きく減らした。
26年第3四半期のスマホ市場についてIDCのNabila Popalシニアリサーチディレクターは、部品コスト(BOMコスト)の上昇により収益が大幅に圧迫されたスマホ各社は、販売価格の引き上げ、製品スペックの削減、低価格エントリーモデルの撤退を余儀なくされていると指摘。一方で、低価格帯モデルの比率が高いシャオミやOPPO等の中国勢が最も深刻な影響を受けたのに対し、ハイエンドモデルの比率が高いアップルやサムスン電子は相対的に悪影響を抑え込んでいると評した。
スマホ市場の先行きについてPopal氏は、「市場はまだ底を打っていない」とし、産業全体が不可逆的な構造変化に直面しており、市場の成長回復は早くとも 2028年になるとの認識を示した。