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【EMS】 フォックスコン、PC開発部隊を統合、AppleからNetbook受注の見通し
2009-04-20 17:08:09
FOXCONN(フォックスコン=鴻海精密) は昨年、本格的なノートPC受託生産事業への進出を開始した。同社は最近になってノートPC開発部隊の統合を進め、本格的に事業拡大に乗り出した。


フォックスコンのスポークスマン丁安氏は、「ノートPC受託生産市場への進出は当社の事業拡大戦略の一つであり、大手顧客からの受注獲得に狙いを定めている」と表明している。ゴールドマンサックス証券アナリストの金文衝氏は、「フォックスコンの第2四半期は、Apple向けノートPC生産が大きく拡大するだろう」と指摘している。情報によればAppleは小型ノートPC『Netbook』市場への参入が噂されており、フォックスコンが同製品の受注を獲得する可能性が非常に高いと見られている。

ノートPCの受託生産産業は台湾における最大の産業の一つである。フォックスコンは最終アッセンブリーの他、関連部品であるケース、コネクタ、各種機構部品などの重要部品を自社グループ内で生産しており、他の大手ODM企業と比較して極めて大きな優位性を持っている。

フォックスコンは数多くのノートPC関連部品を、大手ODM企業であるクアンタ(Quanta Computer=広達電脳)やコンパル(Compal Electronics=仁宝電脳)へ納入していることもあり、これまではノートPC生産への本格的な進出を控えてきた。また、こうした取り決めは、フォックスコン董事長の郭台銘氏とクアンタ董事長の林百里氏の間でも話し合いによって紳士協定が結ばれていたという。

しかし昨年、フォックスコンは更なる成長に向け、正式にノートPC産業への進出を表明、各社に大きな衝撃が走ったのは言うまでもない。

これまで、フォックスコンによるノートPC受注は、何れも顧客部門による行われてきた。しかし今年になって同社は各部門に散らばっていたノートPC関連人材を統合し、台湾の内湖に集結させている。これは統合によって開発体制をより効率的に高める為の施策である。

郭台銘氏は先週行われた株主総会の席上、「当社はノートPC或いはNetbook製品領域における垂直統合度合いが深く、更に研究開発部門への大量な資源投入によって非常に高い競争力を持っている。今年の不況下においても研究開発への投資をゆるめることはない。台湾は今後、ハイテク先端技術の研究開発拠点となる、ノートPCの研究開発拠点も台湾に設置する」と語っている。

その他、同社は中国で益々市場拡大を続ける「クローンPC」市場への参入が噂されているが、同社スポークスマンの丁祈安氏は、「現段階で重要なことは、トップクラスのノートPCメーカーから受注を獲得することであり、当面クローンPC市場への参入は無い」と表明している。しかし関連部品メーカーの関係者は、「フォックスコンが通信キャリア等からNetbook製品の受注を受けるようであれば、クローンノートPC市場への参入も否定できないだろう」と語るように、同社はあらゆる領域への事業拡大の可能性を秘めている。

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【ソース:】TRI    【編集者:】Edward