国際照明電器博覧会「LightingChina 2009」(4月14日~16日)が、北京国際展覧センターで開催されている。照明業界では中国照明市場が注目を集めており、特にLED照明にその関心が集中している。これは、中国政府が推進する省エネルギー政策による強い後押しもあり、LED照明市場の潜在力が極めて大きなものと認識されているからだ。
中国国家科技部は、「十城万蓋(10都市街灯普及)」プロジェクト計画を策定、これは全国10モデル都市を対象に、「LED街灯」普及を推進するものである。中国では今後、5年~10年内に、全面的に白熱灯から省エネ電灯への切り換えが予想されている。なお、中国の年間白熱電球生産量は44億個に達しており、これらが全面的にLEDを中心とする省エネ電灯へ切り替わることで、巨大なビジネス機会が期待されている。
LED照明を中心としたプロジェクトは、現在各省或いは市単位で様々プロジェクトが目白押しとなっている。来年の開催を控えた一大プロジェクト、「上海世博会」に関するLED案件は既に大方が確定済みだが、LED街灯を中心とした地方都市の投資案件はこれからが本番で、当社EMSOneとTRI社(台湾のITシンクタンク、EMSOne提携先)は、各省市との連携と通じて、具体的な案件への取り組みを始めている。これらプロジェクトの概略は、近々、当ウェブサイトでもアナウンスする予定である。
その他、台湾の大手照明メーカー
Everlight(億光)は、最近になってドイツのOSRAM社と特許のクロスライセンス契約を締結した。この契約締結によって、EverlightはOSRAM社が持つ照明機器分野での使用ライセンスを獲得し、本格的に照明分野に進出する足がかりを得たといえるだろう。
Everlight社の劉邦言氏は、「当社はLED照明に非常に積極的な取り組みを行っている。LEDパイプ電球のコストは白熱電球の2倍にまで縮小した。コスト構造は過去と比較し大きな進歩を遂げている」と表明している。
また、同市はEverlightの戦略について、「当社は先ず、オフィス照明のLED化推進を手がけていく。現時点でオフィス用LED照明は1ユニット当たり2,500NTドルまで下がっており、従来品(1800~2000NTドル)と比較して、価格差は大幅に縮小した。今年の市場拡大はそれほど大きくは無いが、来年は相当な成長が期待出来る」と抱負を語っている。
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