また、王振堂氏は「来年はIT投資が好転するだろう。しかし大部分の消費者の関心は依然として低価格製品に集中している」との見通しを語っている。又、同氏は2010年度の全世界Netbook出荷量を5000万台と予測しているが、Gartnerの予測では2012年になって初めてその水準に達するとの見解を示しており、両者の見方には2年の隔たりがある。
王振堂氏の見通しは、来年のNetbook出荷量がノートPC市場全体の25%を占めるまでに成長する、という考えがベースとなっている。これは、多くの個人、法人を含むユーザーはIntel Core2 Duo、大容量メモリー、大画面、各種多様なインターフェイスなどの強大なスペックは必要としていない、との考えに基づいている。エイサーは勿論Netbook専業メーカーではなく、先日も世界に先駆けてCULVプラットフォーム搭載の新ノートPC『Timeline』シリーズを発表しており、一方に偏った考えを元に発せられた発言では無いといえる。
こうした考えが事実とすれば、ハードウェアメーカーにとっては収益の減少をもたらすことに繋がるだろう。また、ソフトウェアに関しても、例えば400ドルのNetbookを購入したユーザーが、あえた多額の追加費用を支払ってWindows 7や高価なアプリケーションソフトを購入するとは考えづらい。
Netbook市場の拡大によって、ノートPC市場は益々薄利多売の流れが強まっている。しかし、不況下にあって成長を続けている僅かな市場の一つであることも確かだ。
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