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【スマートフォン】 HTC、GPS携帯『Touch Cruise』を発売
2009-01-23 16:21:42
台湾スマートフォン最大手HTC（宏達電）はGPS携帯への参入を開始した。市場調査会社【ABI Research】は、「今年の携帯電話市場はマイナス5％成長が予想されるが、GPS携帯電話の成長は6％以上に達するだろう」との予測を発表している。『Touch Diamond』、『Touch Pro』とヒット商品が続くHTCは22日、GPS内蔵の新型モデル『Touch Cruise』を発表、第1四半期に全世界で一斉に発売が開始される。
経済不況の影響を受け携帯電話販売も急激な落ち込みを見せ始めている。【ABI Research】の予測では今年の出荷量は前年比で4％～5％下落すると予想、しかしGPS内蔵携帯電話市場は不況に逆らって拡大を見せるとし、今年の予想販売台数は昨年比6.4％増の2.4億台に達すると見通している。
また、スマートフォン市場について同社は、「今年の成長速度は若干弱まるが、今後5年間は急速な成長を遂げる。予測では2014年までの平均年間成長率（CAGR）は19％に達する見通しだ。また、GPS内蔵スマートフォンと通常のスマートフォンの販売比率は、2008年では3:10であったが、2014年には9:10までシェアを拡大する。スマートフォンはハンディ型GPS成長の最大の担い手となるだろう」との予測を示している。
このようにGPS携帯市場の拡大が期待されている中、HTCは昨日『Touch Cruise』を発表した。同機種は最新のWindows Mobile6.1を搭載、GPSアプリケーションを強化しカメラ機能とGPS機能を有機的に結合している。また、GPS機能はこれまでの室外のみだった使用を屋内でも使用可能としている。GPS機能はノキアを中心に各社の携帯電話に搭載されているが、アプリケーションの使いやすさ、地図情報の豊富さ、スピードなどの実使用面でのストレスのない使用感が求められるだろう。
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【ソース：】TRI 【編集者：】Edward
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