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【液晶パネル】 各社のライン稼働計画、大幅に延期へ
2009-01-21 17:31:33
不透明なパネル市況が続く中、巨額損失による財務的プレッシャーに晒されている各社は新設ラインの稼働時期を全面的に延期している。台湾メーカーでは、AUO(友達)が2ライン目となる7.5世代ライン(L7B)の稼動を延期し、更に最近伝わっている情報ではCMO(奇美電)8.5世代ラインの設備導入と稼働計画を延期、新工場の生産は年内凍結との見方が広がっている。


市場調査会社【DisplaySearch】は、「各社の当初拡張計画によれば、今年の大型パネル出荷量は面積ベースで昨年比25%成長する見通しだったが、各社の計画延期により成長幅は15%以下に落ち込む。また、減産効果を併せれば一桁に落ち込む可能性もあるだろう」と予想している。

最近になって市場関係者の間では、CMOが8.5世代ラインの設備導入ならびに稼働時期を延期するとの情報が伝わっており、場合によっては年内生産が凍結される可能性がある。こうした噂に対して同社スポークスマンは、「昨年12月から8.5世代ラインの設備導入が始まっているが、今年のパネル市況は依然として不透明なため状況を見ながら柔軟に対応する必要がある」と語っている。しかしながら、CMOは今年の投資額を昨年の1,000億NTドルから350億NTドルまで大幅に削減すると決定しており、8.5世代ラインに導入される設備の生産能力は月産1万枚程度である。当初予定では第一段階として月産3万枚(ガラス基板サイズ)と計画されていたが、恐らく2010年に延期される可能性が高いと予想される。

また、昨年末に市場関係者の間に広まった情報によれば、AUOは2本目の7.5世代ライン設備導入に関し、関連設備メーカーに対して設備搬入の停止を通知している。CMOと同じく、AUOも生産稼働時期を延期、今後の市況を見ながら柔軟に対応を進めていくものとなる。また、第二段階の設備拡張は2010年まで延期される見通しだ。

同様に日系、韓国系パネル大手も投資の縮小を決めている。サムスンは先日、今年の投資額削減を発表、第8世代のフェーズ2ならびに11世代ラインの計画が延長される可能性が非常に高い。また、シャープの10世代ライン稼働も当初の第2四半期から2010年初頭まで延期される見通しだ。LG ディスプレイも今年の投資削減を先日発表、昨年実績の4兆ウォンから2兆~2.5兆ウォンに半減し、新設の8.5世代ならびに6世代ラインのかどうは年後半まで延期される予定となっている。

パネル市場はかつて無い不況下にあり、各社は生き残りを賭けて計画の練り直しを進めている。

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【ソース:】TRI    【編集者:】Jerry