【中国】 高級携帯市場、シャープがサムスンを上回る人気
2009-06-01 09:45:19
市場調査会社『Gartner』が発表した09年第1四半期の世界携帯電話市場調査によると、同市場は引き続き経済衰退の影響を受け、昨年同期比で10%近くの下落を示した。メーカー別ではNokiaのシェアが昨年同期の39.1%から36.2%に下落した一方、サムスンのシェアは19.1%にまで拡大している。
サムスン関係者によると、同社では2008年度からNokiaをターゲットに販売台数拡大戦略を推し進めており、2009年度も同様な戦略が採られているという。しかし、販売台数確保には大規模な低価格機の投入が必須であり、これまで中国市場で培ってきた同社の高級イメージに少なからず影響を与え始めている。
「南方都市報」が伝えたところによると、市場調査会社「GFK China」が中国市場で行った今年の労働節期間(4月27日から5月3日)の高級端末販売(4000元以上=約56000円)調査で、シャープ製端末が1位と3位を獲得、2位にはNokia、4位にはサムスンという結果となっている。
【ソース:】TRI 【編集者:】Edward