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【台湾】 パナソニック台湾、IPSアルファ製パネルを使用へ
2009-07-08 13:12:42
台湾パナソニックは競合他社との差別化に向け、主力製品への日本製パネル使用率を拡大する。


報道によると、台湾パナソニックは競合他社との差別化を図る為、32インチ以上の液晶テレビ用パネルの全てにIPSアルファテクノロジ製パネルを使用する。また、22インチ並びに26インチモデルにはCMO(奇美電)製パネルが使用される。液晶TVメーカー各社が台湾からのパネル調達を拡大する中、台湾パナソニックは唯一、調達量の削減を決定したメーカーだ。

台湾パナソニックは2008年度の台湾液晶TV市場で、最大手から第5位に大きくその順位を落としている。同社は再度上位トップ3入りを目指し、今年の台湾市場での薄型TV販売量を2008年度比5割増となる15万台に設定している。このうち約8割が液晶TVとなる見通しだ。

液晶TVの新モデルは32、37、42インチが主力モデルとなり、薄型TV販売の約2割を占めるプラズマTVは42、46、50、54、65、103インチの各モデルがラインナップされる。

パナソニックは7月3日にも、パソコン生産拠点である神戸工場の生産能力を2008年度実績の年間約70万台から2012年度までに同120万台まで拡大するとのコメントを表明しており、主力製品、部材の国内生産回帰を一部で進めている模様だ。

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【ソース:】TRI    【編集者:】Edward