ニュース検索キーワードを入力ください
最新PC+ICT情報
最新Mobile+MID情報
最新Display情報
【台湾】 キャノンとソニーのデジカメ委託生産に期待高まる
2009-01-20 18:05:41
昨年来の急激な円高により、これまで日本生産を堅持してきたデジタルカメラメーカーがコスト面で苦境に立たされている。台湾市場ではキャノン、ソニー、富士フィルム各社の外部委託生産状況に注目が集まっている。
日系デジタルカメラメーカーの中、ニコン、オリンパス、カシオ各社の外部委託生産比率は既に8割に達し、その拡大余地は残り僅かだ。一方、富士フィルム、キャノン、ソニーの委託比率は0％～50％となっている。
富士フィルムによる外部委託生産は既に何年も前から始まっており、当初30％だった委託比率はこの数年になってやっと50％を突破、今年は一気に60％を突破することが予想されるなど活発な動きが予想されている。
ソニーは約3年前から、一部の機種をEMS大手のフォックスコン（Foxconn=鴻海精密）に生産委託しているが、その割合は全台数の1割ほどで、この2年間は拡大されていない模様だ。
また、キャノンは100％自社生産を貫いており、同社の今後の方針は台湾EMS企業から最も注目を集めている。
昨年来の円高、金融危機に端を発する経済不況、人件費の高騰などにより各大手ブランドメーカーは次々と生産の外部委託を増やし始めている。これは、今回の金融危機に代表されるような急激なダウンターンによるリスク回避という点が大きくクローズアップされていることに他ならない。
EMSOneでは、各メーカー様のご要求に最適なパートナー企業をこれまでにも数多くご紹介させていただいています。ご紹介は無料ですので、計画がございましたら是非ご一報ください。
【関連ニュース】
【台湾】 SENAO（神準）の業績、日米企業から委託生産獲得で大幅増
【Netbook】 エイサーの新型10.2インチ、コンパルが生産へ
【台湾】 デジカメ大手『Asia-Optical』の12月連結収益、前月比32.9％の減少
【台湾】 Ability（佳能）、今年のデジカメ出荷1600万台に挑戦
【デジカメ】 長崎キャノンの着工・操業延期の決定、委託生産へ移行となるか
※過去ニュースの閲覧は会員登録が必要となります
EMSOne会員申し込みはこちらまで!
レポートを除く全てのコンテンツが2日間無料！ 試用会員のお申し込みはこちらまで!
当日のニュースを毎日配信！ メルマガ会員へのお申し込みはこちらまで!
【ソース：】TRI 【編集者：】Edward
|
|