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【EMS】 Dellが委託生産を拡大、PEGATRONが下半期にサプライチェーン復帰の見通し
2009-06-01 12:22:21
米Dellは5月28日、同社2010年度第1四半期(2009年2月-4月)の業績発表を行った。同期の営業収益は前年同期比23%減の123.42億米ドルとなり、純利益は同じく63%減の29億米ドルに止まった。現在Dellはコスト削減に向けて世界各国で自社組み立て工場を閉鎖し、EMS企業への生産委託を加速させている。同社では一連のコスト削減により、2011年までに年間40億米ドルの低減を達成する計画だ。


現在、Dellビジネス向けノートPCの生産は主にコンパル(Compal=仁宝電脳)が担当し、一般消費者向けノートPCは主にWISTRON(ウィストロン=緯創)ならびにクアンタ(Quanta Computer=広達電脳)が担当している。

台湾のEMS業界関係者によると、Dellは最近になって委託先の拡大を進める意向を持っているとされ、過去、Dell向けに14.1インチノートPC生産を行っていたPEGATRON(和碩)が、再度Dellサプライチェーン入りするとの憶測がなされている。PEGATRONは2008年にASUSTekから分社されたEMS/ODM専門企業だが、自社ブランド品をメインとするASUSTekとの繋がりによって、顧客離れを引き起こしていた。

その他、Dellは年内にも江蘇省昆山市に購買専門部門「DGP=Dell Global Procurement」を設立するとの情報が流れている。DGPの設立によって、これまでクアンタやコンパルなどが請け負っていた一部部品購入は、今後はDell自身で掌握すると予想される。

昆山市にはコンパルとWistronの主力ノートPC生産工場があり、更にクアンタの上海工場と常熟工場の中間点に位置している。こうした地の利を生かし、各工場で使用される部品を一括管理する模様だ。但し、ノートPCには数多くの部品が使われており、全ての部品を一括管理することは逆にコストの上昇を生む可能性もある。そのため、ヒンジなどの一部部品は引き続き生産委託先の購買ルートが直接購入すると見られている。

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【ソース:】TRI    【編集者:】Edward